おぴー…愛媛県出身、兵庫県在住。好きなアーティストはFoZZtone、セカイイチ、ザ・チャレンジ、鶴 等。
収録日:2020年5月31日
――初めて行ったライブは何でしたか?
「誰のかは覚えてるのよ、スキマスイッチの大阪城ホール。ちょっといつか調べるわ…2007年ですね、2007年11月末」
――それはどういう経緯で行きました?
「大学の先輩がチケットをどうしても余らしてしまったと。それで半額でいいからあげるから、彼氏と一緒に行っておいでって言われた(笑)。でも、スキマスイッチはもともと好きだったんですよね」
――でも、それまではライブには特に行っていなかった感じなんだ。
「んー、ライブは行ってない。舞台に行ってた…舞台というかミュージカルだけども。2.5次元の」
――じゃあ、自分でチケットを買って行こうと思ったライブとかって覚えてますか?
「えーと、2009年にT.M.Revolutionですね。自分でチケットを買ってライブに行くってゆう感覚がその頃はなくって。音楽はCDで聴けるし、それだったら円盤化されないような舞台に行こうかなって感じでやってましたね。当時は貧乏学生だったんで」
――そのT.M.Revolutionに自発的に行ったのはむしろなぜ?
「T.M.Revolutionはずっと好きで、この頃mixi全盛期なのでT.M.Revolutionのコミュニティに入ってて、そのツアーが良いよっていう話になっていて。割と性癖に刺さるタイプの演出がやってるくさいと聞いて、行ってみたいなと思って。だからそのコミュニティかどっかでチケットを譲ってもらったんだと思う」
――もうツアーが始まってから行ってみようってなったんだ。
「そうそうそう。神戸国際ホールの3階席から豆粒のようなT.M.Revolutionを観ましたね」
――それが2009年で、でも今はもっとライブに行ってますよね。そのきっかけになったライブとかバンドってありますか?
「SEKAI NO OWARIです。2012年から急にライブに行く回数が増えました、セカオワをすごい追いかけて。Zepp NAMBAとかのライブハウスでやってた頃に追い始めて、ホールでやるようになって、最後はアリーナレベルになる頃くらいまでずっと観てました。SEKAI NO OWARIでめちゃめちゃライブに行くようになりました、フェスとかにも行ったし」
――CDで聴けばいいやっていう発想が転換したのがその時?
「その時だね、うん。この音楽を演出とかも含めて生で見てみたいなっていうのが最初でしたね」
――初めてのライブ遠征って覚えてますか?
「SEKAI NO OWARIを観るために、2012年に横浜アリーナで行われたオンタマカーニバルに行ってますね」
――それまでは観劇でも遠出はしてなかった感じですか?
「そうね、舞台でも大阪までしか行かなかったですね。それ以前だとエンターテイメントでいちばん遠くまで行ったのは滋賀県烏丸半島芝生広場のイナズマロックフェス」
――横浜は“あ、行けるな”って軽く行ったの? それとも意を決して?
「“この日、休みが取れる日だな。じゃあ行っちゃおう”って思って、えいやっと休みを放り込んで、早々に交通手段も手配して、人生何回目かの夜行バスに乗って行きましたね。だからどっちかっていうと意を決してかな。その前の年の年末に初めてSEKAI NO OWARIを観て、楽しかったからすぐチケット取ったんだと思う。“もっかい観たい、もっかい観たい”って気持ちがすごくて」
――あ、それはすごい良いサイクルですね。
「あと山梨に観に行った彼らのライブがとても印象に残っていて。初めて野外で大きなイベントを企画しますということで、2013年に『炎と森のカーニバル』っていうライブを富士急ハイランドの横のすごい広大な敷地でやったんです。1バンドしか出演はしないんだけどフェスみたいな感じで出店があったり。その時のライブがすごい良くて、外なのに…って言い方も変なのかな。すごいファンタジーな世界観じゃないですか、セカオワって。演出で大きな木があって、それは本物の木じゃないんですけどすごいキラキラしてて、あとウォータースクリーンっていうのをあの時初めて観て。ド感動しましたね。」
――それ以降は割と遠征増えましたか?
「いや! んー…ここからと言うよりは、やっぱりFoZZtoneとかセカイイチとかに行くようになってからですかね。セカオワでも年に何回かは遠征に行ってましたけど、それこそ意を決して“ここと、ここと、ここ!!”って決めて行ってました。今みたいにこんな軽率には……」
――なんで軽率に行くようになったと思いますか?
「渡會将士(FoZZtone)が悪いと思います!(即答)」
――(笑)。
「人生を変えられているのでね、完全に(笑)」■