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しば×つるや

 

≪お話のお相手≫ シバくん…ニコニコ動画などで、FoZZtoneの楽曲を使用した動画を発表。また、FoZZtoneのMV公募企画にも参加。本職が料理のため、2013年12月に開催されたFoZZtoneセッション会ではフードを提供。

収録日:2014年2月4日(火)17:30~ @東京都渋谷区


――初めて行ったライブは何ですかっていう質問から広げていくことが多いんだけど。


「シュノーケルの…まだ地元にいた時に」


――地元、静岡だよね? 静岡に来た?


「いや、F.A.D YOKOHAMAに…シュノーケルの2枚目のアルバムのツアーで横浜に。友達と2人で来て」


――シュノーケルを好きになったきっかけとかって覚えてる?


「…えーっと、もともとバンプが好きで、SCOOL OF LOCK(TOKYO FMの人気番組。開始当初、BUMP OF CHICKENがレギュラーコーナーを持っていた)を聴いてたら流れてきたのが『波風サテライト』で。そっから広げてって、みたいな」


――その時に一緒に行った友達もライブ初めてだったの?


「うん、友達も初めてだった…。なんか“行こうぜ!”ってなったらトントン拍子で引っ張られる感じで」


――あ、じゃあ友達の方が勢いがあったの?


「言いだしたのは俺だったんだけど。そのシュノーケルのライブは高1の1月で。それで高校卒業したタイミングで活動休止したからそれ以降は行けなかったけど」


――ああ、それくらいの時期かぁ。FoZZtoneはいつからだったの?


「ワインドアップツアーの名古屋。名古屋ell.SIZEでのワンマン。それが初めて」


――フォズを知ったきっかけってゆうのは何だったの?


「その『ワインドアップ』が出るちょっと前くらい。…当時mixが流行ってて。そこで色んな人と仲良くなってく中で、シュノーケルで仲良くなった人が“FoZZtone、FoZZtone”言ってて、ブログとかで。でもそれですぐ聴こうと思ったわけじゃなくて、TSUTAYAに行ったら『平らな世界』が置いてあって。“ああ、これあのブログのやつだ”って思って借りたら…。その後に『ワインドアップ』をネットで買ったら、普通フラゲって言っても火曜日じゃないですか。その時はなぜかその前の週の土曜日…発売日の4日くらい前に届いて」


――いくらなんでも早すぎる(笑)。


「なんでだか全然分かんないんだけど。だからいち視聴者としては誰よりも早く聴いた」


――私の中ではシバ君は渡會さん(渡會将士さん/FoZZtone)大好きってゆうイメージなんだけど(笑)。


「(苦笑)みんな色んなイメージがあるらしくて。料理人、わっち大好き、動画の人、いつも最前列にいる男の子…そんなことないんですけどね。前の方にいたりするとどうしても目立つらしくて」


――そっか。でも、男の子のお客さん増えたよね。


「増えましたねー。でもなんでフォズが好きかってゆうと…なんか良く分かんないんですけど」


――まぁ私もよく分かんないや(笑)。シバ君自身は音楽はやらないんだよね?


「そうですね。やってみたいなーって気持ちは無くもないけど、何事もそうだけど、どうせやるならちゃんとできるところまでやりたくて。あれだけカッコいい人たちがいる中で“俺、あそこまでいけないし”ってゆう…今からやっても」


――一方でライブは遠征とかすごいしてるよね? 福岡とか行ってなかった?


「うーん…名古屋大阪はセットみたいなところがあるけど。初めて行ったのは大学2年の初めとかかなぁ」


――去年とかってライブ何本行ったか分かる?


「でも終盤は仕事が忙しくてやめてたから……50…」


――じゅうぶん多いけどね(笑)。


「今も行けるなら行くけど。あと、自分の限られた稼ぎの中で…って考えた時に切り捨てて行ったらFoZZtoneばっかりになっちゃった。あと、なんで他に移らないかっていうと、他がいないから。替えがきかないから。“これっぽい”とか“この系統の”っていう他のバンドはあるんだけど…そのチケットとれないとかもあるけど。でも絶対に替えはきかない」


――そうか、最初にバンプって言ってたけど、チケットとれないもんね。


「1回だけ姉ちゃんの友達が余らせたからって譲ってもらって行ったけど。そうやって入ってきたらいいなと思うけど、入ってこない」


――まぁ入ってこないよね(笑)。


「…ちょっと別の話になっちゃうんですけど、ディズニーランドって行きたい時にいつでも行けるんですよ。で、行ったら必ずショーだったりパレードだったりやってる。休みなかなかとれない今みたいな状況になると、ライブはやる日が決まってる。でもディズニーは俺が休みの時にも絶対やってる。それでどんどんハマってる。アトラクションは割とどうでもよくて、ショーだったりパレードだったりが楽しみで行く」


――へえ~。


「というのも、同じ映画が流れてるとかそういうのとは違って、生身の人たちがやってるから。やっぱり毎回違うんですよね。そういうのはライブ観てるからよく知ってるわけで。だから基本的に同じ人がやってるんだけど、“あ、今日は人が違うな”とか」


――それ、けっこうすごいよね! ディズニーすごい好きなんだね。


「行けるもんなら年パス買いたいくらいですけどね(笑)。まだ1人では行ってないですけど、別に1人でも全然楽しめる」


――でもそっか、ある意味で毎日特定の場所でライブやってるようなもんだよね。やっぱりそういうライブ感があるのが好きなんだ。


「変わんないけど変わる、みたいな」


――ああね!

 

「俺、ライブにずーっと通ってるのはおんなじようなセットリストの中にたま~に違う1曲をやってくれる。それを聴き逃したくないのと、何とは言わないけどすごいやって欲しい1曲があって。だから自分が行ってないライブでやられたら悔しいんで、行ってないライブのセットリストは絶対に見ないです。知ろうが知るまいがやった事実は変わらないんだけど、でも悔しくて」

 

――そうだね。

 

「…なんでFoZZtoneが好きかってゆう話。以前、ONBUのイベント(2012年6月2日、下北沢GARAGEで開催。渡會さんが弾き語りで出演)で、俺、その日が誕生日で。終わった後に渡會さんが出てくるの待ってたんですけど、出てこなくて。で、もう帰ろうかなあって思ってたら大橋さん(大橋真由美さん/下北沢GARAGEスタッフ)が“わっちに会わなくていいの?”って。大橋さんにはその前に誕生日のこと言ってたんで。でも“出てこないんでいいです、帰ります”って言ってたら、圭子さん(田代圭子さん/FoZZtoneマネージャー)に言ってくれたみたいで。フロアに戻ったらわっちがいて、一言目が“手、大丈夫?”だったんですよ。その時、俺、手を手術したばっかで。Twitterでリプライ送ってたんですよね、わっちに。“手術の時にFoZZtoneを流してもらって聴いてたらすごく落ち着きました”って。それだけだったんですけど、それを覚えててくれてて。それで“HAPPY BIRTHDAY”って書いた紙をくれて。本当にただの紙なんですけど、今でもとってあります。そんなことしてくれた人を…そりゃあ好きになりますよね。そもそもその手術の日程も、フォズのツアーが始まるまでにギブスがとれるように計算して決めたんで(笑)。ただカッコいいだけの人ならいくらでもいますけど、それだけじゃないんだぞって」■

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